仕組みと効果|ボトックス注射に挑戦する【さまざまなアンチエイジング効果】

ボトックス注射に挑戦する【さまざまなアンチエイジング効果】

仕組みと効果

ウーマン

眉間と目尻のシワに有効

ボトックスは、食中毒菌の一種であるボツリヌス菌を製剤化したものです。海産物の保存食品などで多く発生するボツリヌス菌は、食して8時間から36時間までの間に嘔吐や脱力感、めまいなどの症状が現れ、物が二重に見えたり話せなくなったりします。怖い食中毒菌ですが、これが産出するタンパク質に筋肉の活動を抑える効果があることがわかったのは、1800年代のことです。実用化されたのは1970年代後半のアメリカで、斜視の治療で効果的だったことから、その後は様々な治療へと転用されていきます。美容でボトックス注射が使用され始めたのは2009年です。65歳未満の人への眉間シワの緩和に有効だと認められて、さらに2016年には65歳未満の人への目尻のシワ緩和に有効と認可されました。いずれにしても表情ジワへの有効性が認められているだけで、コラーゲン等の減少によるシワへは効果は期待できません。それは、ボトックスが作用するのは筋肉を動かせと指令を伝える神経伝達物質であるアセチルコリンだからです。アセチルコリンの働きを阻害することによって、筋肉が収縮しなくなるため、表情ジワが作られにくくなるのです。収縮した筋肉が固定されてシワを作っている部分に注射すると、筋肉が緩み、皮膚は元の場所に戻るという仕組みです。ボトックス注射には、即効性はありません。2〜3日後にじわじわと効果が現れてくるのが一般的で、その効果は3〜4ヶ月間持つ場合が多いです。眉間のシワの場合、眉間を寄せるクセを直せれば、治療完了となるでしょう。そうでなければ、効き目が薄れてきた時点で再び注射を打つことになります。眉間のシワの場合は、6カ月ほどすると元通りになることがほとんどです。個人差があるものの、何回もボトックス注射を打っているうちに効果が長持ちするようになる人もいます。特に咬筋に注射するエラボトックスにおいて現れやすい効果です。ただ基本的に永久的な効果はないとされているので、切開手術のように大々的な整形手術と違い、手軽さが魅力です。万が一失敗しても半年すれば元通りになるという安心感があります。ボトックス注射は主に美容外科や美容皮膚科で受けることが可能です。有効性が認められているのは眉間と目尻の表情ジワですが、前述したエラ以外にもおでこ、あごなどの顔やふくらはぎ、肩などにも対応しているクリニックもあります。特に美容外科では幅広い部位に対応しています。また、笑うと歯茎が大きく出てしまうガミースマイルの治療にも活用されており、悩んでいた方に新たな選択肢が生まれました。

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